終活の際に作成するエンディングノート。
遺族の負担を減らせる一方で、保管場所を誤ると盗難などのリスクもあるので注意が必要です。
この記事ではエンディングノートの保管場所として最もおすすめの場所を紹介しています。
保管する際の注意点も解説しているのでぜひ参考にしてください。
エンディングノートの保管場所を決める際のポイント
エンディングノートの保管場所を決める際には、以下のポイントを意識することが大切です。
盗難防止などセキュリティがしっかりしていること
エンディングノートを保管する際は盗難防止ができ、セキュリティがしっかりとしている場所がおすすめです。
エンディングノートには家族へのメッセージだけでなく、金融機関情報や訃報を知らせる連絡先リストなど大切な個人情報が記載されています。
万が一盗難にあってしまうと、最悪の場合は大切な資産まで盗まれてしまう危険性もあります。
エンディングノートを作る際は盗難対策として家族しか知りえない場所などに保管することが大切です。
家族が見つけやすい場所であること
エンディングノートはセキュリティを確保したうえで保管することが大切ですが、家族が見つけやすいことも意識しなければいけません。
セキュリティを気にしすぎるあまり、とてつもなく強固なセキュリティの場所や誰にもわからないような場所に保管するのは避けた方が良いでしょう。
エンディングノートはそもそも家族に見つけてもらえなければ書いた意味がありません。
特に多いミスは、金融機関の貸金庫に預けてしまうことです。
金融機関の貸金庫はたとえ遺族であったとしても本人以外が開けるためには、複雑な手続きを踏む必要があります。
場合によっては開けるまでに1ヵ月以上も時間がかかることもあるので、死後の手続きが終わった後にエンディングノートを発見するというケースもあるのです。
「葬儀や埋葬が終わったのにあとから発見したエンディングノートに埋葬方法の意向が書いてあった」ということにもなれば取り返しがつきません。
エンディングノートはセキュリティが安全かつ家族が見つけやすい場所に保管するのが適切です。
エンディングノートのおすすめ保管場所
それでは具体的にエンディングノートの保管場所のおすすめを紹介します。
エンディングノートの保管はネット上が最も安全
結論エンディングノートの保管場所として最も安全な場所はネット上にデータとして保存しておくことです。
データにしておけば簡単に盗まれる心配もありません。
ただし、ネット上に預けた場合は家族が見つけにくいという欠点もあります。
確実にエンディングノートを手渡すためには、家族にエンディングノートのデータを送信してくれるサービスなどを使い対策を取ることが必要です。
メッセージバンクを利用しよう
「セキュリティが安全かつ確実にエンディングノートを手渡す方法がないかな?」と考えている人は、ぜひ弊社サービスのメッセージバンクを利用してください。
メッセージバンクは家族に向けたメッセージや伝言をネット上に預けておき、任意のタイミングで送信できるサービスです。
エンディングノートとしても使用することができるので、自分が亡くなる前に家族に伝えておきたいことをあらかじめ登録して送信設定しておけば確実に家族に届けられます。
ファイル形式はあらゆるファイルにも対応しているので、テキストだけでなく音声メッセージやビデオメッセージの送信も可能。
金融情報や遺産といった重要な情報と合わせて感謝のメッセージを合わせることもできますよ。
お預かりした情報は、万全なセキュリティを施した弊社のサーバーで管理されるので盗まれる心配もありません。
気になる人はぜひ下記ボタンより詳しい説明を見てみてくださいね。
仏壇や本棚・金庫などに保管
仏壇や本棚・金庫などに保管する方法もあります。
これらの場所であれば、遺族が遺品整理を行う際になどにエンディングノートを発見しやすいでしょう。
また自分の手元においておけるので、盗難や紛失の心配も最小限に抑えられます。
ただし、ネットに預ける方法と比べるとどうしても確実性に劣ります。
エンディングノートの内容は大切な個人情報なので、盗難されるとあなただけでなく家族の情報まで悪い人たちに渡ってしまう危険性もあるでしょう。
ぜひ弊社メッセージバンクを利用して、盗難などのリスクを失くして確実に届けられる体制を作ってください。
エンディングノートの保管場所に関する注意点
エンディングノートを保管する際は、以下の点を注意することが必要です。
必ず家族に保管場所を共有する
エンディングノートは必ず家族に保管場所を共有するようにしましょう。
保管場所を家族に教えておかないと、いざというときに家族に発見してもらえないまま手続きが進んでしまうケースもあります。
エンディングノートを確認してもらえないと、本来の意向に沿わない葬儀や埋葬方法を取られたり、相続の意向を組んでもらえなかったりする危険性もあるでしょう。
事前に家族に保管先を伝えておくことで確実にエンディングノートを見てもらえます。
ただしエンディングノートは個人情報など大切な情報が記載されているため、家族の中でも自分の娘や息子など一部の人にだけ止めておくのがおすすめです。
弊社のメッセージバンクであれば、データの送信先を決めておくだけで良いのでぜひ利用を検討してみてくださいね。
アナログで作る場合は複数のノートを作るのもおすすめ
アナログでエンディングノートを作成する場合は、複数のノートを作るのもおすすめです。
例えば遺産相続や金融資産関連の情報だけを先にまとめておき家族に渡しておくことでいざというときに確実に読んでもらえるでしょう。
また情報も整理できるので作成する側も読む側にとってもメリットが大きいです。
メッセージバンクでは情報をカテゴリー別にわけて送信することもできます。
金融情報と医療や介護の情報とカテゴリごとに家族に伝えられるのでわざわざノートを分ける必要もなくなります。
保管場所を記したメモを持っておく
保管場所を記したメモを持っておくことも大切です。
エンディングノートはいざという時に家族に発見してもらえなければ意味がありません。
そのため、財布などに保管場所を記したメモを持っておけば、あなたが不幸に見舞われた際に家族が発見しやすくなります。
財布やスマホケースの内側など、日常的に利用する貴重品と合わせてメモを遺しておきましょう。
相続関係は遺言書も事前に作成しておく
相続関係については、事前に遺言書を作成しておくことも大切です。
相続の意向はエンディングノートに記載することもできますが、エンディングノートは法的拘束力がありません。
そのため家族に従う義務が発生するわけではないので、遺言書がない場合は意向に沿った遺産分配が行われない危険性があります。
最悪の場合は遺族間で遺産相続争いに発展するケースもあるので、遺言書を遺して確実に遺産分配できるようにしておきましょう。
湿気や日焼け・経年劣化に注意する
アナログのエンディングノートを作成する際は、湿気や日焼けや経年劣化に注意が必要です。
ノート類に作成するエンディングノートはどうしても湿気や日焼けなど外部からの影響を受けやすいものです。
直射日光が当たる場所や湿気の多い場所に保管しておくと、紙類にダメージを受けてしまったりボールペンのインクがかすんでしまうなどの問題も起こります。
長年同じ場所に保管しておくと、経年劣化も起こってくるため定期的に取り出したり掃除するなどして対策しましょう。
メッセージバンクにデータとして預けておけば、データ破損もなく確実に家族に内容を共有できますよ。
エンディングノートは保管場所に気を付けよう
エンディングノートは遺産の意向や家族へのメッセージなど大切な情報が記載されているため、保管場所に気をつけることが大切です。
Webサービスなども上手に活用しながら、大切に保管するようにしましょう。
弊社のメッセージバンクを利用すればセキュリティや破損、家族に見つけたもらえるかなどの不安から解放されます。
ぜひ下記ボタンより詳しい説明を読んで、利用を検討してみてくださいね。