りすシステムは、高齢者向けの保証人サービスなどの生前契約を行っている特定非営利活動法人です。
単身世帯や家族が遠方にお住いの方は利用を検討される場合も多いでしょう。
しかし、いざ利用しようとすると「本当に利用して大丈夫？」「費用やトラブル事例なども詳しく知っておきたい」など不安や疑問も出てくるものです。
そこでこの記事ではリスシステムの評判や口コミ、費用などを詳しく解説しています。
身元保証サービス選びの参考となる記事になっているのでぜひご一読くださいね。
また、「そもそも終活って何すればいいんだ？」と疑問に思っている方は下記記事もおすすめです。
終活のやり方について網羅的に学べる内容になっているのでぜひ参考にしてください。
その他の身元保証サービスについて知りたい方は、以下の記事の一読もおすすめです。
「自分が最期を迎えるなら大切な人にメッセージを残したい」こんな気持ちがあるのなら、ぜひ弊社サービス「メッセージバンク」をご利用ください。
メッセージバンクは事前にメッセージを預けておき、任意のタイミングで送信できるサービスです。
あの人への感謝の思いや遠く離れた家族への思いをテキストや音声、動画で預けておき、あなたの亡くなりそうなタイミングで送信設定をしておけば、もしあなたに不幸が訪れても確実にメッセージを届けられます。
メッセージは複数預けることもできるので、記念日ごとにメッセージを登録しておけばこの世にあなたがいなくても時空を超えて思いを伝えることができるのです。
未来永劫家族に寄り添うことができるサービスとなっているので、ぜひご利用ください。
またエンディングノートとして利用することも可能なので、必要な事務連絡を登録しておき送信設定をしておけば遺言書の有無など大切な連絡を確実に遺族に届けられますよ。
気になる方は下記より詳しい説明を見てみてくださいね。
りすシステムの基本情報
引用元：りすシステム
まず、リスシステムの基本情報を見ていきましょう。
20年以上の運営実績のある生前契約サービス業者
りすシステムは、運営歴が20年を超える実績のある生前契約サービス業者です。
【会社概要】
| 名称 | 特定非営利活動法人りすシステム |
| 主事務所 | 東京都豊島区巣鴨5丁目35番37号 |
| 本部 | 東京都千代田区九段北1丁目４番５号-５階 |
| 支部 | 札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、松山、福岡、大分 |
| 役員構成 | 代表理事：杉山 歩（理事8名）、監事：清水勇男、岩下宣子 |
りすシステムのりすとは、「Livig」「Support」「Service」の頭文字を取った造語で、同団体が提供する生活支援サービスのことを指します。
引用元：りすシステム
生前や任意後見、死後サポートまでのすべてを対応してくれるので高齢者にとって心強い存在になってくれるでしょう。
全国各地に12の支部あり
りすシステムは全国12か所に支部があるため、地方在住の方でも利用しやすいです。
- りすシステム事務所（本部・東京）
- りすシステム西東京ブランチ（埼玉）
- りすセンター 新木場（東京）
- 説明会・談話会場（東京）
- 北海道支部（札幌）
- 北日本支部（仙台）
- 中部日本支部（名古屋）
- 西日本支部（大阪）
- 中国支部（広島）
- 四国支部（愛媛）
- 九州支部（福岡）
- 大分 支部大分 支部
上記のとおり首都圏のみならず地方中枢都市にも支部があるので、相談しやすい環境が整えられています。
各地域に1つは支部があるので、全国どこからでも利用できます。
生前から死後までをトータルでサポート
りすシステムでは、生前から死後までをトータルでサポートしているサービスを展開してます。
具体的には以下の3つのサポートの利用が可能です。
| サポート名 | 内容 |
|---|---|
| 生前サポート | 生前契約を結び老人ホーム入所や入院時の身元保証・生活支援などを行う。 |
| 任意後見サポート | 認知症などによる判断力低下に備えて、任意後見契約を結ぶサービス。 いざ判断力が低下した際の入院の手続き、金銭管理などを代行してくれる。 |
| 死後（葬送）サポート | 亡くなった後の葬儀や納骨、各種死後事務を委任できるサービス。 |
上記のように健康なうちから亡くなった後まで、老後に必要なサポートをトータルで受けられます。
詳しい事業内容は次章で解説しますが、契約することで施設入所や認知症への対策など一人では不安な事柄をりすシステムに対処してもらえるようになりますよ。
りすシステムの事業内容・サービス
りすシステムは、以下の事業やサービスを展開しています。
生前サポート
生前サポートは生前契約を結んで、老人ホームの入所や入院時などの身元保証を行うサービスです。
遠方に家族が住んでいる方や、おひとり様など頼れる親族がいない方の家族に代わって身元保証人となってくれます。
また身元保証人以外にも、生活サポートや金融取引などの財産管理を委任することも可能です。
具体的なサポート内容は、以下を参考にしてください。
- 日常生活支援
- 医療受診に関する支援
- 介護保険利用契約の締結・変更・解除などの代理
- 生活・療養看護などに関わる費用の支払い代行
- 介護保険を含む社会福祉サービス受給手続き・サービス内容の確認
- 金融取引の代行
- 不動産の維持・管理
- 医療機関への入院保証
- 就職の際の身元引受保証
- 賃貸住宅などへの入居の際の身元引受保証
- 海外旅行の際の保証人
- 老人ホームなど居住型施設への入居身元引受保証
- 緊急時連絡場所の受託など
- 医療上の判断を伴う手術承諾の代理
日常生活に必要な保証人の代行や支援を実施してくれるので、高齢者にとって心強い存在となってくれます。
また早急に保証人が必要な方向けに「総合保障パック」というサービスも用意しています。
通常はじっくりと必要書類を作成してきますが、本パックを利用すれば申し込み後すぐに公正証書の作成が可能です。
面談をしながらスピーディに生前契約を結べるので、「すぐにでも施設入所したい」「入院のためにすぐ保証人が必要」というケースにも対応できます。
任意後見サポート
任意後見サポートは、認知症などによる判断力低下に備えて任意後見制度を利用できるサービスです。
任意後見人は認知症になってしまったあなたに代わって、各種手続きや資産管理を行ってくれる存在です。
本来は家族が後見人として選任されますが任意後見サポートを利用すれば、りすシステムが家族に代わってあなたの財産や資産を管理しつつ、入院などの契約手続きも代行してくれます。
たとえ認知症になってもりすシステムがあなたの人間らしい生活を守ってくれるサービスです。
死後（葬送）サポート
死後（葬送）サポートは葬儀や納骨、死後に必要な事務手続きを代行してくれるサービスです。
事前に自分の葬儀や納骨に対する思いを共有しておけば、あなたの意向に沿った葬儀や納骨を実施してくれます。
家族に葬儀の準備や納骨の依頼などをする必要がなく、負担を強いることなく納得した最期を迎えることが可能です。
またあなたが亡くなったあとは、ライフラインの解約手続きや賃貸住宅の解約、パソコン類の処分などやるべきことも多くあります。
それらの事務手続きもすべて、りすシステムが負担してくれるので遺族に迷惑をかける心配もありません。
自分の理想的な最期を誰にも迷惑をかけずに行いたい方におすすめのサポートです。
りすシステムの費用・料金
りすシステムを利用する際は、契約完了までと契約完了後にそれぞれ以下の費用や料金がかかります。
【契約完了までに必要な費用】
| 項目 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| 申込金 | ¥50,000 | 内訳： りすシステム ¥30,000 日本生前契約等決済機構 ¥20,000 ※入金日から8日以内に文書で通知があった場合、返金します |
| 分担金（法人の維持費） | ¥150,000 | 一括納付（分割も可能） |
| 預託金（死後事務） | ¥500,000〜 | 死後事務のために使います ※死亡保険金もご利用できます ※決済機構がお預かりし、死亡時まで保管します ※解約時には返金されます |
| 預託金（生前事務） | ¥200,000〜 | 生前事務を依頼された時に使います ※決済機構がお預かりし、解約時には返金されます ※10万円を下回った場合は補充をお願いします |
| 公正証書作成手数料 | 約¥100,000 | 公正証書契約当日に現金払い ※出張での作成も可能です（出張費がかかります） |
| 公正証書証人費用 | ¥10,000～20,000 | 公正証書契約当日に現金払い |
| システム維持費 （会費） | ¥1,000/月 | 申込金納付翌月以降、口座振替にて納付いただきます（年一括） |
【契約完了後に必要な費用】
| 項目 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| サポート費用 | １日（６時間程度）： ２名対応 ¥15,000 １名対応 ¥10,000 半日（３時間以内）： ２名対応 ¥7,500 １名対応 ¥5,000 ＋各支部からの往復交通費実費 | ・現地までの移動時間は含みません ・6時間を超えるサポートは追加費用がかかります |
| 身元引受保証等事務手数料 | 入院・入居等身元引受保証の依頼：¥5,000/件 緊急連絡先の依頼：¥3,000/件 | ・住宅の身元引受保証/緊急連絡先等を受託する際は、 セコム等が提供する安否見守りサービスの契約が別途必要です ・住宅や高齢者施設等の身元引受保証/緊急連絡先等を受託する際は、 担保金として家賃や施設等へ支払う金額（月額）の３ケ月分以上が必要です |
| その他 | ¥3,000/月 | 家庭裁判所の審判により、任意後見サポートが開始した後に 必要となる任意後見人報酬です |
りすシステムはまず、入会の段階で申し込み金を支払います。
その後自分が必要だと思ったサービスを受けたい場合に、それぞれのサービスと契約して料金を支払う仕組みです。
つまり、りすシステムに入会して死後事務委任契約を結ぶ場合は、申し込み費用5万円に死後事務の預託金50万円を足した55万円の費用がかかることになります。
りすシステムを利用するメリット
りすシステムを利用するメリットは、以下が挙げられます。
生前のうちに自分の死に対して備えられる
りすシステムを利用すると、生前のうちに自分の死に対して備えられます。
身元保証サービスとして施設入所や入院に対する不安がなくなるだけでなく、死後事務委任もできるので亡くなったあとに必要となる各種手続きも代行してもらえます。
万が一あなたに不幸が訪れた際にも、りすシステムがすべての手続きを行ってくれるので遠方住む家族や親族に迷惑をかける心配もありません。
必要なサービスのみを選択して利用できる
リスシステムは、必要なサービスのみを選択して利用できます。
例えば身元保証サービスのみを利用したい場合は、生前契約の預託金や公正証書の作成費用のみを支払うだけなので費用を抑えることも可能です。
また生活を続けていく中で他のサービスが必要になった際は、その都度契約を結んで自分が必要になったタイミングでサービスを受けられます。
りすシステムを利用するデメリット
りすシステムを利用するデメリットは、以下の2点があげられます。
利用できる地域が限られれる
りすシステムは全国に支部を展開していますが、利用できる地域は限られます。
支部がない地域に関しては相談することも難しいので、お近くに事業所がない場合は別の身元保証サービスを探してみましょう。
家族に依頼するより費用が必要
りすシステムに限った話ではありませんが身元保証サービスを利用する以上、家族に依頼するよりはどうしても費用がかかります。
近くに頼れる家族や親族がいる場合は、無理に利用する必要はないでしょう。
ただし、死後事務などで家族に迷惑をかけたくない場合は、死後事務契約だけでも利用するのがおすすめです。
りすシステムの利用がおすすめな人
りすシステムの利用は、以下の人におすすめです。
- 近くに身元保証してくれる家族や親族がいない人
- 自分が思った通りの葬儀や納骨を依頼したい人
- 自分にとって必要なサービスを選択したい人
上記の方にとってはりすシステムは、大変心強い存在になってくれるでしょう。
りすシステムは今までにトラブルを起こした事例はない
りすシステムは現在までトラブルを起こした事例がない、信頼のおける非営利団体です。
ここでは、りすシステムの信頼性について解説します。
日本生命と提携してサービスを提供している信頼のある団体
引用元：日本生命
りすシステムは、日本生命と提携してサービスを提供しています。
日本生命の契約者向けのサービス「GranAgeStar」は、日本生命に契約している高齢者に生活に役立つ各種サービスを紹介する商品です。
りすシステムはこの「GranAgeStar」のなかで、おすすめの身元保証サービスとして紹介されている信頼のおける団体です。
大手企業と提携している団体なので安心して利用してください。
多くの新聞やメディアへの掲載実績あり
りすシステムは、多くの新聞やメディアにも掲載された実績があります。
例えば、以下のような名のあるメディアで紹介されています。
- 産経新聞ソナエ
- 読売新聞
- 大分合同新聞
- 日本経済新聞
- NHKニュース
- ヤフーニュース
上記のような、有名なメディアからも注目されているりすシステムをぜひご利用ください。
トラブルを防ぐために事前に入念な説明を実施
りすシステムは契約者とのトラブルを未然に防ぐために、イベントや説明会を随時実施しています。
生前契約の内容や仕組みなどを事前にしっかりと説明してくれるので、納得したうえで契約を結べるでしょう。
契約者同士でコミュニケーションが取れる「なんでも談話室」やお花見や演奏会など季節ごとの行事を楽しめる「例会」など利用者と積極的にコミュニケーションを取る機会も提供しています。
りすシステムの評判に関するよくある質問
最後にりすシステムの評判に関する、よくある質問を紹介します。
疑問点をすべて解消して、すっきりとした気持ちで利用を始めてみてくださいね。
- Qりすシステムの会員数ってどれくらい？
- A
りすシステムの累計契約者数は6,500人です。
存命中の契約者も約4,500人もいるので、非常に多くの方に愛されているサービスだといえます。
- Qりすシステムを利用するための流れは？
- A
りすシステムの利用ための流れは、以下のとおりです。
- 電話や公式サイトから資料請求を行う
- 説明会に参加する
- 利用登録を申し込む
- 個別面談を実施
- 公正証書作成準備
- 公正証書を元に契約を締結
- 利用開始
まずは何よりも、公式サイトから資料請求が必要になります。
資料請求は無料となっているので、気軽に利用してみましょう。
- Q身元保証サービス以外で終活でやるべきことは？
- A
終活を行う際は身元保証サービス以外にも、エンディングノートの作成がおすすめです。
エンディングノートは自分の医療や葬儀の意向、資産状況などをまとめておくためのノートです。
作成しておくことで終活をスムーズに進められます。
家族や親族、友人などへのメッセージを残すこともできるので、自分の人生を振り返る良いきっかけにもなるでしょう。
リスシステムはトラブルのない評判の良い団体！安心して利用しよう
りすシステムは、トラブル事例のない実績のある身元保証サービスを提供しています。
利用することでいざというときに備えられるので安心です。
資料による説明だけでなく、説明会や面談も実施してくれるので納得したうえで契約できるでしょう。
弊社サービスのメッセージバンクも利用しながら、いざというときに備えてくださいね。
