「子育て支援センターがむかつく」「あんまり良い話を聞かないけど実際どうなんだろう?」
上記のような疑問はありませんか?
子どもの遊び場でもある子育て支援センターは、行政が行っているため地域によっては無料で利用でき、子育て世代に役立つ施設です。
しかし、実際には「むかつく」「面倒なことが多い」などマイナスな声も見られます。
この記事では、子育て支援センターがむかつくと言われる理由や実際の利用者の声を解説しています。
むかつく際の対処法なども詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
子育て支援センターがむかつくという人の声
子育て支援センターは各地方自治体によって運営され、地域の子育て世代なら誰でも利用できる施設です。
常に保育士さんと看護師さんがついて地域の子ども同士の交流や遊びを見守ってくれるので安心して子どもを預けられます。
しかし、なかには「むかつく」という声も見られるので利用前に確認しておきましょう。
子どもに付きっきりで休めない
子育て支援センターの悪い口コミとして多く見られたのは、子どもにつきっきりで休めないという声です。
子育て支援センターは子どものおもちゃが用意されており、支援員が一緒に遊んでくれる場所なのでママさんやパパさんからすると「子どもを預かってくれる場所」というイメージが強いです。
そのため、預けている間は少しだけ子育てから解放されると考える人も多いでしょう。
しかし子育て支援センターによっては、支援員さんはあくまで遊びの補助的な役割に徹しており、主体となって一緒に遊ぶのは保護者というケースも少なくありません。
自分が休めると思って利用したのに、結局は面倒を見なければいけないとなると「何もしてくれなくてむかつく」と思ってしまうこともあります。
他のママや支援員とのコミュニケーションが億劫
子育て支援センターは地域交流の場でもあるので、他のママや支援員さんとのコミュニケーションが必要なケースも。
ゆっくり頭を休めたいのに話しかけられて休めないということもあります。
またママさん同士の人間関係などにも気を使うため、コミュニケーションが得意ではない人にとっては億劫に感じることもあるでしょう。
たとえママさん同士でも、どうしても人間的に合わないという場合もあるため、「むかつく」という気持ちが湧いてきてかえってストレスをため込んでしまうこともあります。
支援員の人が遊んでくれない
子育て支援センターの職員の対応について
1歳の男の子がいます。
5ヶ月頃から子育て支援センターに週2~3回行きます。
1度行けば、1~2時間程過ごしています。職員が2人います(看護師と保育士)。
その職員の子どもたちへの対応に違和感を感じています。
特定の子どもとばかり、長い時間接していて(絵本を読んだり、遊んだり)、
うちの子とは全くといっていいほど関わる事がありません(挨拶したり、時々声をかける程度)。自分の子どもとは遊んでくれたりしないので、
その分なおさら、好き嫌いで(感情で)仕事をしているように見えて
腹が立ったり、悲しい気持ちになったりします。この2人の職員についてどう思いますか?
yahoo!知恵袋
どのように対処したらいいと思いますか?
支援員の人が子どもと遊んでくれずに「むかつく」と思ってしまう人もいます。
子育て支援員は20時間ほどの講習を受けることで取得ができるので、資格難易度が低いです。
そのため、支援員の質にもバラつきがあり、地域によっては積極的に関わってくれない支援員がいることも事実です。
またセンターによっては支援員さん主導ではなく、センターにいる子どもは大人みんなで見るという方針だったり、自分の子どもは自分で見るという決まりになっていたりするケースもあります。
トラブルなどを回避するために、子どもは保護者の人主導で見てもらう方針にしている施設もあるので、利用する施設によっては「遊んでくれない」と感じることもあります。
他の子とのトラブルや感染症などが危険で心配
他の子どもとのトラブルや感染症などが心配という声も見られました。
子育て支援センターは地域から多くの子どもたちが集まってくるので、子ども間のトラブルなども起こり得ます。
未就学児はまだまだ物事の分別も付きにくいので、暴れた拍子に手が当たってしまった、感情が伝えられず叩いてしまったなどトラブルに見舞われる可能性もあるでしょう。
また人が集まる場所はどうしても感染症の危険がつきまとうので、インフルエンザやコロナなどに感染してしまう可能性はゼロではありません。
ただし、衛生管理に関しては子育て支援センター側も配慮してくれているので、アルコール消毒など対策を取っているケースが多いです。
子育て支援センターで「むかつく」と感じた際の対処法
子育て支援センターに対して、「むかつく」と感じてしまった際の対処法は以下のとおりです。
利用する曜日や時間を変えてみる
子育て支援センターで「むかつく」と感じた場合は、利用する曜日や時間帯を変えてみましょう。
曜日や時間帯が違うだけで、利用する保護者や担当の支援員さんが違うこともあります。
また利用が極端に少なくなる時間帯がわかれば、感染症やトラブルの心配も少なくなり安心して利用できますよ。
無料サービスだと割り切ることも大切
子育て支援センターを無料で利用できる場合は、無料サービスだと割り切ることも大切です。
有料の保育園とは違い、スタッフの数も限られるため、どうしても保護者自身が動かなければいけなかったり、思ったようなサービスを受けられなかったりすることもあります。
子育て支援センターはある程度、地域住民と行政が協力し合って運営されている側面もあります。
コミュニケーションが苦手なら別のサービスも検討する
支援員さんや他の保護者の方とのコミュニケーションが苦手な場合は、他のサービスの利用も検討しましょう。
子育て支援センターは、そもそも設置の目的は子育て世代のコミュニケーションの場を提供することにもあるのでコミュニケーションは避けて通れない部分もあります。
しかし、日々の子育てに疲れ切っている人にとって辛い部分もありますよね。
誰ともコミュニケーションを取らず、一先ず子どもを見ていて欲しいという場合は以下のサービスの利用も検討してみてください。
- ベビーシッター
- 一時保育
上記は有料にはなってしまいますが、その分国家資格などの専門資格を持ったスタッフが責任を持って子どもを預かってくれます。
預けている時間帯を自分を癒すことに使えるので、「どうしても一人でのんびりしたい!」という場合はその気持ちを優先しましょう。
子育て支援センターのメリットにも目を向ける
子育て支援センターに対して「むかつく」と思ってしまった場合は、メリットに目を向けることも必要です。
子育て支援センターにはゆっくり休みにくい、コミュニケーションが面倒などデメリットもありますが、利用するメリットも多いです。
デメリットだけでなくメリットにも目を向けることで、「やっぱり通おうかな」という気持ちになれることもありますよ。
子育て支援センターを利用して良かったという人の声
子育て支援センターのメリットを知るためにも、利用して良かったという人の声も見ていきましょう。
育児疲れを癒せた
子育て支援センターを利用して、育児疲れをリセットできたという声も見られます。
支援員さんのなかには、子どもと積極的に関わり、できるだけお母さんを休ませてあげようとしてくれる人もいます。
支援に前向きな自治体や支援員さんが多い施設では、ゆっくり育児疲れを癒す時間を取れるでしょう。
なかには「寝てても大丈夫ですよ」と声掛けしてくれる場合もあるので、まずは1回利用してみるのもおすすめです。
子どもも自分も気分転換になる
子どもも自分も気分転換になるという声も見られます。
子育て支援センターでは自宅にはない様々なおもちゃで遊べたり、地域の同年代の子たちと一緒に遊べたりすることで子どもにとって良い刺激になります。
また自分自身も子どもと二人っきりという状態から解放されるので、良い気分転換になるでしょう。
育児は体力的にも精神的にも辛いものなので、場合によっては「子どもと一緒にいるのが辛い」と思ってしまうものです。
一時的にも子どもと自分だけの空間から解放されることで、メンタル面でも救われるケースはあるでしょう。
他のママさんや支援員さんと知り合いになれた
他のママさんや支援員さんと知り合いになれたことで気持ちが楽になったという声もあります。
子育て中は周りとコミュニケーションが取りにくい状況になってしまうので、相談事などが気軽にできないケースも多いです。
子育て支援センターに行けば、気持ちを理解してくれる支援員さんや同世代のママとも知り合えるので自分の気持ちを発散する場にもなるでしょう。
子育ての悩みや情報交換を行うにも最適な場所なので、コミュニケーションを取りたいと考えている人には特におすすめです。
子育て支援センターは本当にむかつく?メリットとデメリット
子育て支援センターの悪い口コミと良い口コミを紹介したところで、一度メリットとデメリットを整理しておきましょう。
子育て支援センターのメリット
子育て支援センターのメリットは、以下があげられます。
- 子どもにとって良い刺激になる
- 育児疲れを癒せる時間が持てる
- 悩み相談や情報交換の場になる
育児に疲れている場合や孤独感を抱えている場合に利用すると助かる施設でしょう。
子育て支援センターのデメリット
子育て支援センターのデメリットは、以下があげられます。
- 子どもを預けられるわけではないので疲れることも
- 他の利用者や支援員さんとのコミュニケーションが面倒
- 子ども同士のトラブルや感染症のリスクがある
実際の施設の雰囲気などは、地域によっても大きな違いがあるので利用してみるまでは自分に合うかがわかりにくいこともあるでしょう。
子育て支援センターの利用が向いている人
子育て支援センターの実際の利用者の声を総合すると、利用が向いている人の特徴として以下があげられます。
- ストレスを人とのコミュニケーションで発散する人
- 子どもと二人っきりの状況を解消したい人
- 育児の悩みや不安を誰かに相談したい人
子育て支援センターは、多くの子どもとママ・パパにとって居場所となる存在です。
「今の状況をとにかく変えたい」「自分の気持ちを誰かに話したい」という人は、子育て支援センターのメリットを上手に活かせるでしょう。
一方で「ともかく一人で育児の疲れをゆっくり癒したい」という人の悩みには、答えにくいケースもあります。
ただしなかには支援員さんが「ゆっくり休んでてくださいね」と声掛けしてくれることもあるので、まずは利用してみるのがおすすめです。
悩みを相談すれば、完全に子どもを預けることはできなくても解決策を提案してくれることもありますよ。
子育て支援センターに関するよくある質問
最後に子育て支援センターに関するよくある質問を紹介します。
- Q子育て支援センターのあるあるって?人見知りでも大丈夫?
- A
最も多いケースは「ママ友たちの輪に入れない」と感じるケースです。
特にはじめて支援センターに参加した場合は、すでにママ同士で人間関係が出来上がっているケースも多く「なかなか輪に入れないな」と感じてしまうもの。
しかしそんな場合にはにこやかに子どもと接したり、他の子どもにもにこやかに話しかけてみるのが良いでしょう。
いきなり大人と話すのは勇気がいることでも、子どもに対してなら話しやすくなるもの。
自分の子どもににこやかに話しかけて嫌な思いをするパパ・ママはいないので、仲良しになるきっかけにもなりますよ。
- Q子育て支援センター にいる感じ悪いママの対処法は?
- A
最も大切なことは、着かず離れずの距離感を保つことです。
過度に関わる必要もありませんが、だからといって無視をしてしまうと今度は自分が悪者になってしまうこともあります。
相槌を打ちつつ、深入りはしない距離感を保つことが大切です。
どうしてもその人が苦手な場合は利用時間をずらすなど対策を取りましょう。
- Q子育て支援センターに行きづらいけどどうすれば良い?
- A
「他のママとの交流が怖い」といった理由から、子育て支援センターに行きづらいと感じるママさんは多いもの。
どうしても行きたいと思えないという場合は、無理に行く必要はありません。
子育て支援センターはあくまで地域の子育て世代の交流の場。
子どもを行かせなければいけない義務はありません。
保育園や幼稚園に通うようになれば必然的に人との交流はできるので、コミュニケーションが苦手な場合はそんな自分を大切にしてあげましょう。
- Q子育て支援センターってどんな感じなの?
- A
子育て支援センターは地域の子育ての交流の場である施設として、以下の対応をしてくれます。
- 育児の相談や指導
- 看護師や保健師による指導
- 保育施設の紹介
- 子どもの遊び場や保護者の交流の場の提供
当然、地域のお子さんが集まってくる場なのでアットホームな雰囲気であるケースが多いです。
過度に怖がらずにまずは利用してみると良いでしょう。
子育て支援センターがむかつくときは利用しなくてもOK!自分の気持ちも大事にしよう
子育て支援センターは地域の未就学の子どもたちに遊びの場を提供し、保護者にとっても交流の良い機会となる施設です。
しかしコミュニケーションが苦手な人にとっては苦痛に感じたり、支援員さんの対応やトラブルなどによってはかえってストレスになったりもします。
利用することにどうしても不安がぬぐえない場合は、無理に利用する必要はありません。
ただし、悩みや不安を共有する場としても使えるので、コミュニケーションが苦ではない人にとっては癒される場となるでしょう。
上手に活用して、ストレス少なく育児を楽しんでくださいね。
育児の思い出はぜひ弊社のメッセージバンクを利用して、大切に保管しましょう。