子育てをしていくなかで、どうしても「しんどい!」「もう無理!」と思うこともあるでしょう。
しかし、今しかないこの瞬間はできる限り楽しく過ごしたいものですよね。
そこでこの記事では、子育てをしんどいと感じる理由や解消法を解説します。
一読して、ぜひ少しでもしんどい気持ちから解放されてくださいね。
子育てをしんどいと感じる理由
子育てをしんどいと感じる理由をSNSで調べると、以下のような声が多く見られます。
それぞれ見ていきましょう。
子どもの気持ちがわからない
子育てをしんどいと感じる理由として、子どもの気持ちがわからないという声が見られました。
子どもはまだまだ言語能力が未発達なため、自分の気持ちを上手に伝えられません。
そのため、急に泣き出したり、気持ちを聞いてもぐずっているだけだったりすることも多いです。
どれだけ寄り添っても気持ちを理解してあげられない場合は、精神的に疲れてしまうのも無理はありません。
子どもが言うことを聞いてくれない
子どもが言うことを聞いてくれないことで、しんどいと感じるケースもあります。
子どもは何度言っても言うことを聞いてくれないケースもあり、ついイライラしてしまうものです。
イラついてしまう度に「もっと冷静に教育しないと…」と反省はするものの、前回注意したことを何度も繰り返すため、つい怒鳴ってしまうこともあるでしょう。
感情的になってしまったことに対して自己嫌悪におちいるなど、感情も入り乱れてしまい「しんどい」と感じてしまいます。
睡眠不足で体力的に辛い
育児中は睡眠不足になることも多く、体力的に辛いと感じる人もいるでしょう。
特に夜泣きの多い3歳未満のお子さんがいる家庭では、数時間おきに起こされるケースもあり、思うように寝られないママさんもいるはず。
睡眠不足は心身の健康に大きく直結するので、思わず家族に当たってしまうなど感情的になってしまうこともあります。
旦那が非協力的でイライラする
旦那さんの非協力的な態度で子育てをしんどいと感じる人もいます。
子育てはやることが多いだけでなく、心配事や不安も大きくなるもの。
体力的に辛いケースもあるので、できれば旦那さんからの協力も得たいですよね。
そんな中、「仕事で疲れているから」「家事はお前の仕事だろ」と明らかな非協力的な態度を見せられてしまうと精神的に参ってしまうでしょう。
旦那さんが仕事で大変なのはわかりつつも、「少しは私を労ってよ!」と感情を爆発させてしまうこともあります。
頼れる人がおらず孤独を感じる
子育て中に頼れる人がおらず孤独を感じるケースもあります。
特に里帰り出産などをしていない人は、基本的に子どもと二人っきりの時間が多いため、色々な問題に自分一人で対処しなければなりません。
授乳やおむつ交換だけでなく、突発的なトラブルなどにも対処しなければいけないので、大きなプレッシャーがかかるでしょう。
新生児の場合は外に出ることもままならないため、余計に孤独を感じやすく世間と隔絶されてしまう感覚におちいるママさんもいます。
自分の時間が持てない
子育て中に自分の時間が持てず、しんどいと感じることもあります。
子育てが始まると子どもに付きっ切りとなるため、一人の時間がほぼなくなります。
出産前に楽しんでいた趣味などもできる時間がないため、ストレスの解消が難しいと感じる人も多いでしょう。
外出などもってのほかなため、ちょっとした日帰り旅行などにもいけません。
一人になろうとしても子どもがついてくるので、自分の気持ちを落ち着かせる時間を作ることすら難しいと思う人もいます。
子育てがしんどいと起こりうる問題
子育てがしんどいと感じる場合は、できる限り早めに気持ちを切り替えられるようにすべきです。
気持ちの切り替えが上手くいかないと、以下のような問題を引き起こしてしまう可能性が高まります。
体調を崩す
子育てがしんどいと感じ続けると、最悪の場合心身の健康を損なう可能性もあります。
子育て中の多くのママさんは、精神的に苦しいだけでなく、寝不足などにより体調が優れないケースも多いです。
ストレスが多い中で睡眠も取れないでいると、免疫力なども低下します。
またストレスは万病の元とも言われているので、思わぬ大病を患ってしまうケースもあるでしょう。
子育てがしんどいと感じている際は、自分の身体を労わるためにも対策を取る必要があります。
産後うつなど精神的な病気に発展する可能性も
子育てがしんどいという気持ちを放置し続けると、産後うつなど精神的な病気に発展する可能性もあります。
特に新生児がいる場合は外に出る機会も少なくなるため、太陽光を浴びない生活を送ります。
日光は体内のセロトニンと呼ばれる幸せ物質を作るために重要なため、日の光を浴びないことでセロトニン不足におちいりうつ病に発展してしまうのです。
うつ病など精神的な病気を発症する前に、しんどいという気持ちを落ち着かせることが大切です。
パートナーや子どもとの関係悪化
子育てがしんどいという気持ちを解消できずにいると、パートナーや子どもとの関係悪化の危険性もあります。
精神的なストレスが限界に達して来ると、人はどうしても八つ当たりをしてしまったり、つい言い方がきつくなってしまったりします。
お母さんが常にピリピリしていることで、旦那さんやお子さんにとって家の中が居心地の悪い空間になってしまうのです。
もちろん、イライラしてしまうのはママさんだけの原因ではありません。
旦那さんと一緒に子育てのしんどさと向き合い解消していくことが大切です。
子育てがしんどいときの解消方法
子育てがしんどいときの対処法は、以下の通りです。
子育て支援センターを頼る
子育てがしんどいと感じる場合は、地域の子育て支援センターを頼りましょう。
子育て支援センターは3歳未満の未就学児とその保護者が利用できる地域の交流センター。
子どもを遊ばせられるだけでなく、センターの支援員さんに育児相談に乗ってもらうことも可能です。
なかには一時預かりも行ってくれる支援センターもあるため、数時間だけでも一人の時間を満喫したいという場合にも利用できます。
支援員さんが積極的に子どもと遊んでくれ、手遊びやダンスなども一緒にしてくれることもあるので、ゆっくり休める時間を作れるでしょう。
子育て支援センターの詳しい説明は、下記記事を読んでみてくださいね。
完璧をめざそうとしない
子育てがしんどいときには、完璧をめざそうとしてはいけません。
そもそも子育ては親が思っているとおりに行かないものです。
どれだけ部屋をきれいに片づけていても子どもが散らかすことはありますし、ぐずってしまいご飯を食べてくれないことも日常茶飯事です。
子育てに不測の事態は付き物なので、ルールを緩めて上手くいかないことはのんびり受け止めるようにしましょう。
ベビーシッターや専門家に頼る
本当に子育てがしんどくて仕方がないときは、ベビーシッターや専門家を頼るのも大切です。
多くのママさんは今後の未来を考えて、なるべくお金を使わない選択をします。
しかし、子どもにとっての今はこの瞬間しかありません。
お金で心にゆとりが買えるのであれば、それは必要な出費とも言えるでしょう。
子どもの小さい頃の記憶が「ママがいつも辛そうだった」となりたくはないですよね。
ときにはベビーシッターなどに育児を代行してもらい、ゆっくりと心と身体を休めることも大切です。
料金も1時間2,000円程度が相場なので、そこまで大きな金額がかかるわけでもありません。
心に余裕が持てることで、もっと子どもや旦那さんに優しくなれ、良好な家庭環境も維持できるようになります。
子育てがしんどいときは誰にでもある!公共機関やサービスを上手に使おう
子育てがしんどいというのは誰にでもあることです。
周りに助けてくれる人がいないという場合は、ぜひ公共機関やサービスを上手に活用しましょう。
子育てとは辛さもありますが、本来は楽しいもの。
楽しい親子の思い出はぜひ弊社のメッセージバンクで残してみてくださいね。