高齢者の困っていることランキングをグラフで解説!解決方法も紹介

終活

これから老後を迎える人のなかには、シニアライフに対して漠然とした不安を抱えている人もいるでしょう。

「老後って結局何が大変なんだろう」と疑問に感じることも多いです。

そこでこの記事では朝日新聞Reライフ.netのアンケートを参考に、高齢者の困っていることをランキング形式で紹介します。

シニア世代が抱える悩みを事前に確認して、老後に備えてください。

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「いざというときのために医療や福祉の意向を家族に共有したい」

「エンディングノートを作成して、老後に備えておきたい」

こんな悩みを抱えている人は、弊社サービスのメッセージバンクをご利用ください

メッセージバンクはネット上で医療や介護の意向、遺言状の有無などをまとめておける新しい形のエンディングノートです。

家族に確実に共有した事柄をネット上で安全に管理できます。

登録したメッセージが送信先と日時を設定すれば、確実に送付が可能。

エンディングノートを作ったけど、家族に見つけてもらえなかった」という事態も防げます。

預けられるメッセージはあらゆるファイルに対応しているので、動画ファイルや音声ファイルなどに家族への感謝のメッセージを録画・録音して送信もできます

余命が宣告されたときに予めメッセージを登録しておけば、不幸にも最期を迎えたあとでも家族に愛のあるメッセージを届けられますよ

メッセージカード作成機能を使えば預けた画像ファイルからメッセージカードを作成して、毎年のクリスマスや記念日に送信し続けることも◎

送信日時は遠い未来に複数設定することもできるので、お孫さんの成人式や30歳の誕生日など時空を超えたメッセージを残すことも可能です

気になる方はぜひ下記より詳しい説明を読んでみてくださいね。

高齢者の困っていることランキングベスト8

高齢者の困っていることランキングベスト8

それでは実際に高齢者の困っていることランキングを見ていきましょう。

具体的なランキング結果は以下のようになっています。

引用元:朝日Reライフ.net

1位:病気に対する不安

高齢者の困っていることランキングの第1位は、自分が病気になることへの不安です。

年齢を重ねるにつれて病気へのリスクはどうしても高まってしまうもの。

身体の衰えも感じることが多くなるため、不安になるケースも多いでしょう。

厚生労働省が発表している令和5年版高齢社会白書によると、高齢者の死因として最も多いのはがんであることがわかります。

引用元:令和5年版高齢社会白書

しかし、近年は老衰で亡くなる人が増加しているのも事実

健康意識の高まりから最後まで人生を大往生できる人も増加傾向にあります。

2位:介護への備え

高齢者の困りごとランキングの2位は、介護への備えです。

実際に厚生労働省の調査では、65歳以上の介護者の割合は年々増加しています。

引用元:令和5年版高齢社会白書

2010年と2020年の介護者数を比較すると、2,000万人弱も増えていることがわかります。

このような情報を見ると、いつ自分が要介護になるかわからないという不安が増加するのも無理はありません。

また高齢の親がまだ健在の場合は、いわゆる老々介護の状況になるケースも考えられるため不安に感じるでしょう。

3位:認知症への不安

高齢者の困りごとランキングの3位は認知症への不安です。

認知症は厚生労働省の出した過去の試算によると、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるとの結果が出ています。

引用元:認知症の人の将来推計について|厚生労働省

高齢者の20%もの人が認知症になると聞くと、不安に感じる人も多いでしょう。

認知症になってしまうと日々の物忘れが激しくなるだけでなく、家族や友人と適切なコミュニケーションが取れなくなってしまうなど人生の喜びにも大きな影響を及ぼします。

4位:人とのコミュニケーションがなくなる

人とのコミュニケーションが希薄になることを不安視している声も多いです。

高齢となり定年を迎えたあとは、社会で働くこともなくなるため他者とのコミュニケーションの機会が必然的に失われていきます。

積極的に自分から人と出会うように動かなければ、なかなか人と話す機会も持てないものです。

また高齢になればなるほど、パートナーとの死別など耐え難い悲しみもやってきます。

日常的に話せる相手がいない事に対して、寂しさを感じる人も多いでしょう。

5位:収入が減る

収入が減ることに対して困ってしまう高齢者も多いです。

高齢になると定年退職を迎えるケースも多く、若いときよりも収入が下がってしまう人もいるでしょう。

実際に厚生労働省が発表している令和4年賃金基本統計調査によると、正社員の平均年収は最も高くなる55歳~59歳を皮切りに年々と下がっていきます。

年齢階級正社員の平均賃金
55~59歳396万2,000円
60~64歳329万8,000円
65~69歳296万6,000円
70~272万9,000円
参考:令和4年賃金基本統計調査

最大で100万円以上も賃金が変わるため、収入に対して不安を感じる人も多いでしょう。

6位:老後資金への備えが足りない

老後資金への備えが足りないと感じる人も多いです。

「老後2,000万円問題」という言葉を耳にしたことがある人も多いでしょうが、老後は仕事もなかなかできなくなるため想像以上のたくわえが必要になります。

しかし子育てや家のローンなどを払っている場合は、老後の資金まで考えられない人もいます。

必死になって子どもを育てた結果、自分たちの老後資金が足りなくなって困ってしまったというケースもめずらしくありません。

7位:仕事ができない

高齢になり身体の自由が効かなくなることで仕事ができないと悩む人もいます。

また高齢を理由に雇用を断られることもあるため、思うように仕事ができずに困ってしまうケースもあるでしょう。

自分の身体が動く範囲の中で仕事を探すのが難しいと感じる高齢者も多いです。

8位:財産分与や相続問題

財産や相続に関して困っている高齢者も多いです。

遺族が相続争いをしないように財産分与に悩まれるケースもあるでしょう。

事前に遺言書やエンディングノートを作成するなど対策が必要になりますが、正しい書き方がわからない場合もあります。

本サイトでは、エンディングノートの書き方なども解説しています。

下記記事ではエンディングノートの書き方を項目ごとに紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

高齢者の日常生活で困っていることは?

高齢者の日常生活で困っていることは?

朝日新聞Reライフ.netが発表したランキングの他にも、高齢者は日常生活の中で困りごとが出てくることもあります。

ここでは高齢者の日常生活で困っていることを解説します。

ゴミ出しが重くて大変

高齢者になるとゴミ出しが重くて大変になる人も多いです。

特に生ごみなどは重さもあるため、筋力が衰える高齢者には持ち運びが苦しいと感じるでしょう。

カンやビンなどもそれぞれ分ける必要があるため、分別の手間もあります。

高齢者のなかには体力の衰えなどからなかなかゴミ出しができず、自宅がゴミ屋敷になってしまうことも

生活と切っても切れない分、対応しないと取り返しが付かない事態にもなってしまいます。

階段での移動や上下運動が苦しい

高齢により足腰が弱くなると、階段での移動や立ったり座ったりといった上下運動も苦しくなるものです。

特に一戸建てにお住いの人は洗濯機が1階にあるケースが多いため、洗濯物を干すために2階まで運ぶことが必要です。

若いころは特に問題のなかった動きでも、年齢を重ねるごとに段々と難しくなるでしょう。

洗濯かごを持ちながら階段を上るため、転んでしまうなど事故に繋がるケースもあります。

料理が体力的に苦しい

料理を作ることが体力的に苦しくなることもあります。

料理は基本的に立ち仕事であるうえ、フライパンを振ったり固い瓶を開けたりなど力も必要になります。

高齢で筋力がなくなってくると、キッチンに立つことも難しくなるでしょう。

また、男性の場合は料理自体になれていないことも多く、奥さんに先立たれたあとインスタントラーメンや冷凍食品など偏った食事になってしまうケースも

料理が大変なだけでなく食事の栄養自体もアンバランスになってしまうこともあります。

かたいものなど食べられないものが出てくる

高齢になり歯が悪くなると食べられないものも出てきます

特に固いものや何回も咀嚼が必要なものは、入れ歯だとどうしても食べづらく避けてしまいがちに。

毎回同じような食事内容になってしまうことも珍しくありません。

また、喉の筋肉の低下から、食べ物が飲み込みづらくなりむせてしまうこともあります。

食べ物を小さく切らなければいけなくなるため、さらに噛む力も衰えてしまいどんどん食事が楽しめなくなる悪循環におちいるケースもあるでしょう。

目や耳などに問題が出てくる

緑内障や難聴など、高齢になると目や耳にも問題が出てくるものです。

目や耳に本が読みづらくなったり、テレビが見えにくくなったりなど日常生活を送るのに支障がでてしまいます。

また外を歩いているときに車やバイクの音に気付かなかったり、障害物が見えなかったりして大きな事故に繋がるケースも考えられます。

外に出る危険が増えるため外出も減ってしまい、気持ちもふさぎ込んでしまうこともあるでしょう。

高齢者の困っていることへの対処法

高齢者の困っていることへの対処法

高齢者になると若いころにはなかった様々な悩みも出るものです。

ここでは高齢者の困っていることへの対処法を解説します。

安否確認や身元保証サービスの利用を検討する

高齢者の不安を解消するには、安否確認や身元保証サービスの利用を検討してみましょう。

安否確認や身元保証サービスは、身寄りのない高齢者の身元保証を家族に代わって行ってくれるだけでなく、以下のようなサービスを利用することも可能です。

サービス内容
生活支援や見守り支援・孤独死を防ぐために定期的な訪問サービス
・買い物や病院などの付き添いサービス
死後事務委任契約亡くなったあとの葬儀の手配や遺品整理、賃貸の契約解除などを委任
任意後見人の契約サポート認知症になった際の財産管理や契約管理などを委任
遺言書作成サポート弁護士などを通じて公正証書遺言の作成をサポート

上記のように身元保証サービスを利用すれば、老後のあらゆる悩みや不安をサポートしてくれます。

おすすめの身元保証サービスなどは下記記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

家事代行などのサポートを検討する

家事が辛いと感じる高齢者の場合は、家事代行などのサポートの利用を検討しましょう。

家事代行はあなたに代わって料理や洗濯、掃除やゴミ出しなど日常生活に必要な家事を行ってくれます。

一週間分の食事の作成なども行ってくれるので、自分で料理をするのが不安な人にもおすすめです。

1週間に1回や1ヶ月に1回頼むだけでも家事の負担から解放されるので利用してみましょう。

家電を買い替える

高齢者は身体の自由がきかなくなることに備えて、家電を買い替えるのもおすすめです。

現代では全てを自動で行ってくれる家電も多くあるため、買い替えることで家事をより楽に簡単にできます。

例えば、全自動洗濯機に買い替えることで、洗濯から乾燥まで全て自動で行ってくれます。

お掃除ロボットは設定したスケジュールに沿って家中をきれいにしてくれるので、わざわざ自分で掃除する必要もありません。

最新家電も上手に使いながら少しずつ家事を手放していきましょう

50代の方は今からでも積み立てを始める

金銭的な不安を抱えている人は、50代などまだ就労年齢の場合は今からでも積み立てを始めましょう

50歳であればまだまだ老後資金を貯める猶予は残されています。

積み立てNISAなどを利用して資産形成していけば、老後資金を準備することも可能です。

金融庁の公式サイトで利用できる資産運用シミュレーションを基に50歳から月5万ずつ、年利3%で65歳まで運用したとしましょう。

上記の条件で積み立てた場合の最終積立金額は「11,348,634円」になります

たった15年で1千万円以上の老後資金を作ることもできるので、諦める必要はありません。

終活をはじめていざというときに備える

いざというときに備えて終活を始めるのもおすすめです。

終活とは自分の終わりを迎えるための活動を指し、具体的には以下のことを行っていきます。

  • 医療や介護の意向を固める
  • 遺書を作成する
  • 資産情報や口座情報・暗証番号など
  • 不用品を処分して生前整理する
  • ペットの今後を決めておく
  • お墓や死後事務などを検討する

上記のようなことを事前に行っておき、いざあなたが最期を迎えても遺族が困らずに手続きを進められるよう準備します。

介護の意向や遺書のありかなどはエンディングノートに記載しておけば、あなたにもしものことがあっても家族が対応してくれるでしょう。

終活のやり方やエンディングノートの書き方は、下記記事でも解説しているので参考にしてください。

エンディングノートはメッセージバンクがおすすめ

エンディングノートを作成する際は、ぜひ弊社のメッセージバンクをご利用ください

メッセージバンクは家族に対する様々なメッセージを事前に登録しておき、任意のタイミングに合わせて送信できるサービス。

あらゆるファイル形式に対応しているので、自分の死後に伝えたい事務連絡やメッセージなど以下の事柄を登録して家族に送信可能です。

  • 介護や医療の意向
  • 遺書の有無やありか
  • 銀行口座と暗証番号
  • 訃報を知らせる連絡リスト
  • 財産分与について
  • 家族への音声・動画メッセージ

エンディングノートは保管場所によっては家族に見つけてもらえなかったり、盗難に合うリスクもあります。

メッセージバンクではインターネット上に大切なメッセージを預けておけるので、確実に家族に伝えられるうえ、第三者に情報を盗み取られるリスクもありません

より詳しくメッセージバンクを知りたい人は、下記ボタンより説明を読んでみてくださいね。

高齢者の困っていることに関するよくある質問

高齢者の困っていることに関するよくある質問

最後に高齢者の困っていることに関するよくある質問に回答します。

疑問を解消して老後に備えましょう。

Q
高齢者が日常生活で不便に感じることや大変なことは?
A

高齢者が日常生活で不便に感じることは、体力的な衰えによる運動機能の低下です。

運動機能が低下すると階段の上り下りなど動きにくくなるばかりか、固いものが食べられないテレビの音が聞こえにくいなど日常的な娯楽も楽しめなくなってしまいます。

筋力低下などに備えるためにも日常的に運動習慣を身につけ、イヤフォンの音量を下げる、目を休める時間を作るなど対策が必要です。

Q
老後の不安をできるだけ解消したいけど方法は?
A

老後の不安をできるだけ解消するためには、終活を始めるのがおすすめです。

終活をしておくことで、自分のいざというときの備えができるようになります。

  • もし急に介護が必要になったら
  • もし急に亡くなってしまったら
  • もし急に認知症になってしまったら

上記のような不安に備えられるので、安心して老後を迎えられるでしょう

具体的な終活のやり方は、下記記事を参考にしてください。

高齢者の困っていることを理解して早めに対策を取ろう

老後を迎える際には、高齢者の困っていることを理解することが大切です。

早めに自分がどんなことに困難を感じるかが分かれば、対策を取ることができます。

老後に困らないためには早めに終活をはじめ、エンディングノートを作成しておくことがおすすめです。

エンディングノートを作る際には、ぜひ弊社のメッセージバンクを利用してくださいね

メッセージバンクを利用すれば、遺族に対して必ず自分の意思やメッセージを届けられます。

下記ボタンより詳しい説明を読んで、いざというときへの備えを始めましょう。

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