終活の身辺整理はメリットが大きい!家族を安心させるための方法や手順

終活

「終活の身辺整理って何すればいいの?」「どんなメリットがあるかな?」

こんな悩みを抱えていませんか?

終活で身辺整理をすることで、モノや人のしがらみから解放されすっきりした気持ちで老後を楽しめるメリットがあります。

この記事では、終活で身辺整理するメリットや具体的な方法を解説しています。

身辺整理を進めるポイントや注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

また「そもそも終活って何すればいいの?」とお悩みの方は下記記事もおすすめです。

終活について網羅的に学べる内容になっているので、ぜひご一読ください。

終活における身辺整理とは?

終活における身辺整理とは?

終活における身辺整理とは、自分が亡くなったあとに家族が遺品整理や故人の関係者への連絡などの手続きに追われないようあらかじめ身の回りを整理しておくことです。

不要なモノを処分したり自分の資産などをまとめたりして、家族がスムーズに手続きを進められるようにします。

例えば、金融機関などは生前に整理しておかないと、残された家族が利用している金融機関を一つひとつ探す手続きを踏まなければいけません。

非常に手間がかかるうえ、金融機関は遺産相続にも関わるため素早く行う必要もあります。

あらかじめ自分の金融機関をメモしておいたり、利用していない口座は解約したりして家族が困らないように備えましょう。

また、身辺整理をしておくことで、自分自身の気持ちもすっきりします。

死後に対する不安も取り除けるので、前向きな気持ちで老後を楽しめるでしょう。

終活で身辺整理する大きなメリット

終活で身辺整理する大きなメリット

終活で身辺整理を行うメリットは大きく以下があげられます。

シンプルライフが実現できる

終活で身辺整理をすると、シンプルライフを実現できます。

身の回りを整理する中でいかに自分が使っていないモノに囲まれて過ごしているかを実感できるでしょう。

モノとの付き合い方を考える良いきっかけにもなるため、自分の経済観念を考えられます。

今あるもので自分の生活が十分幸せであることに気付ければ、老後に無駄な支出をする心配もなくなります

ミニマリストのようなシンプルな生活を実現して、浪費を少なく残りの人生を楽しむことも可能です。

家族に迷惑がかからない

身辺整理をしておけば、家族に迷惑をかける心配がなくなります

親族が亡くなった際に遺族にとって意外と大変になるのが、遺品整理です。

特に身辺整理を行っておらず家中がモノで溢れている場合は、整理しきるのに多くの時間がかかるでしょう。

場合によっては遺族だけで終わらせられず業者を頼むなど費用がかかることも

事前に生活に必要なモノだけに絞って手元に残すことで、あなたが亡くなったあとも家族だけで簡単に整理でき、余計な時間や費用もかかりません。

体力や気力があるうちにやれば費用がかからない

生前整理は体力や気力があるうちに始めることで、費用をかけずに終わらせられます

生前整理は家にあるモノを処分したり、必要な情報を集めたりするため想像以上に気力や体力を使うものです。

始める時期が遅く体力的に厳しい年齢に差しかかっている場合は、業者への依頼が必要になるケースもあるでしょう。

自分で行うよりも圧倒的にお金がかかってしまうため、体力・気力があるうちにはじめておくのがおすすめです。

終活の身辺整理でやるべきこと

終活の身辺整理でやるべきこと

終活の身辺整理では、以下のことに取り組みましょう

財産の整理・相続

終活の身辺整理をする際は、まず財産の整理や相続について考えておきましょう

具体的には、以下の情報をまとめておき、保有資産を明確にすることが必要です。

  • 利用している金融機関
  • 各金融機関に預けているお金
  • ネット銀行や証券会社
  • 保有している資産

上記情報をリストアップしておけば、いざというときに家族が資産情報をすぐに確認でき手続きを進めることができます。

また、キャッシュカードや印鑑なども一か所にまとめておき、家族が見つけやすいようにしておくと手続きもスムーズに進められます。

家の中の不用品

家の中の不用品を処分しましょう。

遺品整理は残された家族にとっても負担になるもの。

簡単に終わらせられるように、あらかじめ自分で片付けておくのも愛情です。

不用品は売却すれば思わぬ収入を得ることも可能です。

業者を利用する場合は、複数の業者から見積もりを取ることでお得な業者を選ぶことができますよ。

人間関係・相続人

人間関係を思い切って整理することもおすすめです。

人の悩みの多くは人間関係に由来するといっても良いくらい、人間関係は人生で重要です。

今後の生活の中で本当に付き合っていきたいと思える人とだけ付き合うようにすれば、より良い人生を歩めるようになるでしょう。

また相続人について整理しておくことも大切です。

自分の資産や遺産が誰に相続されるのかを明確にしておけば、遺書も書きやすく、遺産相続争いを避けることも可能です。

場合によってはあなたが亡くなったあとに急に縁故者が相続権利を主張することもあります。

あらかじめ遺産相続人を明確にして、無用な争いを起こさないように生前のうちに対策しておきましょう。

デジタル終活も忘れない

身辺整理ではデジタル終活も忘れてはいけません

デジタル終活とは、スマホのデータやSNSなどの整理を行っておくことです。

具体的には、以下の内容について整理していきます。

  • SNSアカウント
  • スマホやPCのデータ
  • 各種ログイン情報
  • サブスクリプションサービス

不要なデータやアカウントは削除したり、サブスクリプションサービスからは解約したりしておきましょう。

また意外と見落としがちなのが、スマホのログインパスワードです。

いざというときに家族がわかるようにしておかないと、故人の友人や知人に連絡が取れないことがあります。

実際に「配偶者がなくなり、配偶者の友人に訃報を知らせたいがスマホのパスワードがわからない」といったケースは少なくありません。

スマホ内にはプライベートに関わる情報が多く入っていますが、いざというときは家族にパスワードがわかるよう工夫しておくことが大切です。

終活で身辺整理を進めるポイント

終活で身辺整理を進めるポイント

終活で身辺整理を進めるポイントを紹介します。

期限を決めて取り組む

身辺整理を行う際は期限を決めて取り組むと良いでしょう。

「いつかやる」という曖昧な期限設定をしてしまうと、どうしてもダラダラと先送りにしがち。

「1ヶ月の間に不用品の処分をする」と決めてスピード勝負で片づけていくのがおすすめです。

断捨離をする気持ちで覚悟を決めてはじめてみましょう。

終活における断捨離に関しては下記記事でも解説しているので、参考にしてください。

エンディングノートを作成する

身辺整理を効率よく進めるにはエンディングノートを作成するのがおすすめです。

エンディングノートとは、自分の最期に向けて以下のことについてまとめておくノートです。

  • 医療や介護の意向
  • 財産・遺産相続
  • 金融機関情報
  • デジタル遺品のパスワードなど
  • 家族へのメッセージ

各種の情報について、さまざまなノートに記載をするとかえって情報の管理が乱雑になります。

エンディングノートを1つ作っておき、あらゆる情報や家族への気持ちを集約しておけば情報管理が楽になるだけでなく、後々家族も確認しやすいです。

エンディングノートの作成方法は、以下で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

遺産相続が発生する場合は遺言書を作成する

遺産相続が発生する場合は、遺言書を作成しておきましょう。

遺産相続の意向はエンディングノートに記載することもできますが、エンディングノートには法的拘束力がありません

確実に自分の意向に沿って遺産相続を進めるためには、遺言書の作成が最も確実です。

弁護士や行政書士など専門家の力も借りて作成してみましょう。

家族に情報共有する手段を持っておく

エンディングノートなどに情報を記載してもいざというときに家族に共有されなければ意味がありません

確実に家族に伝わるように、工夫しておくことが必要です。

弊社が運営するメッセージバンクでは預けたデータを任意のタイミングで家族に送信できます

例えば、メッセージバンク内でエンディングノートを作成して、1年後に家族に送信するといった使い方も可能です。

様々なファイル形式を預けておけるので、動画メッセージを預けておき以下のように複数回に分けて送信するのも良いでしょう。

  • 孫の成人のメッセージ
  • 孫の30歳のメッセージ
  • 孫の還暦のメッセージ

上記のようにあなたが亡くなった未来にもメッセージを残せるので、未来永劫家族に寄り添うこともできますよ

詳しく下記で解説していているので、ボタンより詳しい説明を読んでみてくださいね。

終活で身辺整理する際の注意点

終活で身辺整理する際の注意点

終活で身辺整理する際には、以下の注意点を守るようにしましょう。

業者を利用する場合は有資格者がいるところを選ぶ

業者を利用する場合は、有資格者がいるなど信頼できる場所を選びましょう。

悪質な業者に頼んでしまうと見積もり以上に請求されたり、オプションという名目で想像以上の費用がかかったりするケースもあります。

複数の業者から見積もりを得たり、事前にホームページを確認したりして優良な企業かを確認しましょう。

ホームページを確認する際には、遺品整理士や一般廃棄物収集運搬業許可証があるかをチェックするのも大切です。

資格を持っているスペシャリストがいる場合は、要望に沿った作業を行ってくれますよ。

大事な情報等は自分で管理しておく

身辺整理を行う際は、大事な情報は自分で管理しておきます。

特によくある失敗として、身辺整理業者に作業をすべて依頼した結果必要なものまで捨てられてしまうケースです。

預金通帳や権利書などは、今後の生活や遺産相続にも関わる非常に大切な書類です。

別で重要書類を保管するスペースを作り自分で管理しましょう。

なるべく早く終わらせるよう配慮する

身辺整理を業者に頼む際は、なるべく早く終わらせるようにしましょう。

身辺整理は場合によっては大型家具をクレーンで外に出したり、トラックが道を塞いでしまったりなど近所に迷惑をかけるケースもあります。

周りに配慮してなるべく早く終わらせたり、住民が少ない時間帯に作業したりしてトラブルを避けることが大切です。

終活で身辺整理して身軽になろう!

終活の身辺整理はメリットが大きいです。

早めに始めることで費用を抑えられるだけでなく、身軽な気持ちで老後をスタートできます。

家族に迷惑をかける不安もなくなるので、今のうちからはじめておきましょう。

身辺整理を行う際は、メッセージバンクの利用もご検討ください。

メッセージバンクを利用すれば確実にエンディングノートの内容を共有したり、家族へ愛あるメッセージを送ったりできますよ

下記ボタンから詳しい説明をみてくださいね。

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