子育て支援センターは、未就学児の子どもへの遊び場の提供や育児相談などを行っている公共施設です。
利用を検討している親御さんも多いと思われますが、いざ利用しようとなると「いつから利用できるのだろう?」と疑問に思うこともありますよね。
この記事では子育て支援センターはいつから利用できるか、利用時期について解説しています。
通わせることの赤ちゃんへのメリットや本当に行くべきかも紹介しているので、参考にしてください。
また「そもそも子育て支援センターって?」と疑問に思っている人は、下記の記事も一読してみましょう。
子育て支援センターの利用はいつから?
それでは子育て支援センターの利用がいつからできるのか、具体的にみていきましょう。
利用可能時期はセンターによって違う
子育て支援センターがいつから利用できるかは、結論、利用する子育て支援センターによって違いがあります。
子育て支援センターは基本的には0歳~未就学の3歳未満までが利用できる施設です。
ただし、施設によって3ヵ月から利用できるところもあれば、はいはいができるようになってからなどセンター側で基準が違います。
場合によっては、発達に合わせて利用時間を区切っていることもあるので、利用前に最寄りの子育て支援センターに確認しておくことが大切です。
3ヶ月のねんね期でも十分楽しめる
発達や年齢による利用制限がない場合は、3ヶ月くらいから通わせるケースが多いです。
「3ヶ月だと寝転がってることしかできないから楽しくないのでは?」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、子育て支援センターは子どもの遊び場だけでなく、親同士の交流の場でもあるので、育児の不安を共有するなどして親のストレス解消の場にもなりますよ。
またねんね期だとしても、同年代の子どもと触れ合うのは良い刺激にもなるものです。
利用者のなかには、他の子どもの寝返りを真似してうちの子も寝返りをするようになったなど発達に良い影響を及ぼしているケースも見られます。
連れて行って無理そうならすぐに帰ってもOK
子育て支援センターは、子どもを連れて行ってみて楽しめなさそうならすぐに帰っても問題ありません。
3ヶ月など生まれて間もない時期であれば、様子見だけして帰るといった利用方法だけでもOK。
どんな人が通っているのか、遊具や支援員さんの様子など雰囲気をチェックするだけの利用でも良いでしょう。
毎日子どもと二人きりで閉塞感を感じている人には、良い息抜きにもなりますよ。
子育て支援センターを赤ちゃんが利用するメリットは?
子育て支援センターを利用するメリットとしては、以下があげられます。
子どもにとって良い刺激になる
子育て支援センターは、子どもにとって良い刺激になるでしょう。
自宅にはないおもちゃや同年代の子と遊ぶことで、日常では味わえない経験を得られます。
歩き回れるお子さんであれば、広いスペースでダイナミックに遊ぶこともできるでしょう。
また、支援員さんがお歌やダンス、幼児向けの読み聞かせなどもしてくれるので、身体をたくさん動かすこともできます。
体力をたくさん使って遊んでくれるので、夜の寝かしつけが楽になることもあるでしょう。
子育ての見通しが立てられる
子育て支援センターのメリットとして、子育ての見通しが立てられる点もあげられます。
子育て支援センターは自分の子よりも月齢が上のお子さんが利用していることもあるため、「数カ月先はこんな感じか」と具体的にイメージできるようになります。
これから先どのタイミングで何ができるようになるのか、必要はことは何かなどを事前にわかるので育児への覚悟や安心感が持ちやすくなるでしょう。
親同士の交流の場になる
子育て支援センターは親同士の交流の場にもなります。
多くの家庭の場合、日中はママ・パパのどちらかが子どもと2人きりになることも多いでしょう。
閉鎖的な場所で言葉の通じない子どもと一緒にいるのは、どうしてもストレスとなってしまうこともあります。
思い切って子育て支援センターにいる月齢が同じくらいの親御さんに話しかけることで、気持ちも楽になるでしょう。
保育園の情報や育児相談なども気軽にできるようになれば、親にとっても憩いの場になりますよ。
専門家に育児相談ができる
子育て支援センターは専門家に育児相談も可能です。
看護師や保育士など、専門家が対応に当たってくれることもあるので、育児に対する専門的なアドバイスも期待できます。
また育児の不安や辛さなども共感してくれるので、具体的な解決にいたらなくても気持ちが楽になるケースもあるでしょう。
「育児が辛い」「はじめてのことだらけで不安しかない」といった際には、一人で抱え込まずに子育て支援センターを頼ってみてはいかがですか。
子育て支援センターには行くべき?
子育て支援センターは基本的にいつからでも利用できるため、「行くべき?」「行かないとダメ?」と悩まれる人も多いでしょう。
結論、無理をしてまで行く必要はありません。
子育て支援センターはあくまで地域の子育ての援助・支援を行う機関です。
そのため、「私自身が人付き合いが苦手」「子どもが人見知りで心配」といった場合には、無理に行く必要はないでしょう。
ただし、以下のような人には疑問や不安などが解消する可能性があるので利用がおすすめです。
- 子どもの遊び場で困っている
- 子どもと二人きりすぎて精神的に疲れている
- 育児相談を誰かにしたい
- ママ友・パパ友が欲しい
上記のようなケースは子育て支援センターを利用することで、解決できる可能性tがありますよ。
子育て支援センターに関するよくある質問
最後に子育て支援センターに関するよくある質問を紹介します。
子育て支援センターの疑問をすべて解消して、すっきりした気持ちで利用しましょう。
- Q子育て支援センターでむかつくことってある?
- A
子育て支援センターは、地域の様々な人が利用する場でもあるので場合によっては「むかつく」と感じるケースもあります。
具体的には、以下のような不満点が出ることもあるでしょう。
- 支援員さんが自分の子どもと遊んでくれない
- 育児相談をまともに取り合ってくれなかった
- 利用している他の保護者の感じが悪い
上記のような不満点がある場合は、他の子育て支援センターを利用したり、子育て支援センター自体の利用をやめたりしても問題ありません。
詳しくは下記の記事でも解説しているので、参考にしてください。
- Q子育て支援センターは2人目の場合は何ヵ月目から?
- A
子育て支援センターを2人目の子も連れていく場合は、2ヵ月くらいからの利用が良いでしょう。
1人目の子が未就学児の場合は、1人目と一緒に2人目も連れていこうと考えるものです。
しかし、生まれて間もない場合は免疫力が高くないこともあるので、免疫が少しできてくる2ヵ月目くらいから通わせるのがおすすめです。
またインフルエンザや風邪などが流行している時期は、安全のためにも無理して連れて行かない方が無難です。
子育て支援センターに連れていくのは旦那さんに任せるなど、利用方法を工夫してみましょう。
- Q子育て支援センターに行かない過ごし方にはどんなものがある?
- A
子育て支援センターに行かない場合は、以下のような過ごし方がおすすめです。
- 公園などで外遊び
- 図書館の幼児コーナー
- 近所の動物園や水族館
- おうちで遊ぶ
子育て支援センター以外でも子どもが楽しめる場所はあるので、無理に利用しなくても問題ありません。
- Q子育て支援センターに行かないと発達が遅れるってホント?
- A
子育て支援センターに行かないと発達が遅れるということはありません。
子どもの発達は様々な要因が複雑に絡み合っているものなので、特定の理由だけで発達が遅れることはないので心配する必要はないでしょう。
不安な場合は、子育て支援センター以外でもしっかりと遊ばせてあげることが大切です。
公園やおもちゃを使って色々な刺激を与えてあげることがおすすめです。
- Q子育て支援センターに行く時間がないけどどうしたらよい?
- A
子育て支援センターに行く時間がない場合は、無理に利用する必要はありません。
保育園などに通っている場合は、わざわざ子育て支援センターを利用しなくても十分子どもは楽しめるでしょう。
子育て支援センターは未就学ならいつからでもOK
子育て支援センターは未就学の場合は、基本的にいつからでも通って問題ありません。
ただし感染症への免疫をつけさせるなどの観点から、概ね3ヶ月くらいから通うのが良いでしょう。
またセンターによっては「はいはいができるようになってから」など発達の段階が設けられていることもあるので、注意が必要です。
事前に確認して子育て支援センターを上手に利用しましょう。
また、子育て支援センターや子育て中の思い出は、ぜひメッセージバンクに預けてください。
預けた写真や動画から素敵なメッセージムービーなどを作成して、子どもの未来にプレゼントすることが可能ですよ。
詳しくは下記ボタンから、説明を読んでみてくださいね。